【書評】モチベーションを見失っている「乾けない世代」 byモチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
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何年も前に、上司がふと呟いていた言葉が心に引っかかっていました。
「どうやったら皆、やる気だしてくれるんだろうなぁ」
うちの会社は、成績の良い営業にはインセンティブが出ます。
その場では”お金じゃないんじゃないか”とは思ったものの、
では何かと問われればハッキリとせずもやっとしたまま言葉を濁しました。
しかし!この本はそれを言語化してくれましたよ!
お金や達成で人は動かない
「乾けない世代」は、何かを「達成」することにそれほど心を動かされません。
三木谷さんや藤田さんより、マーク・ザッカーバーグさんが偉いという話ではなく、2つの世代では、価値観が異なり、
それ故に、モチベーションの起点が全く違うということなのです。
上の世代では、別にやりたいことなんてなくても、与えられたことをこなして、人より良い結果を出せればそれで十分成功できました。
大きな目標は誰かが掲げてくれたので、必死に「達成」を追い求めれば幸せでした。
しかし今は、
「何が楽しいの?」「何をやりたいの?」
ということを常に問われ、
すべて自分で決めていかなければいけない時代です。
人の幸せは5種類に分けられる
1番めは、上の世代の幸せの源とされた「達成」。与えられた目標をクリアしたり、誰にもできなかったことを成し遂げたりするときに感じる幸せです。
2番めは「快楽」。
これは単純に言うとドーパミンを感じることで、
ハンバーガーを食べたら幸せな気持ちになれるとか、
好きな人と抱き合うこととかで得られるといった幸福感のことです。
3番めは、「良好な人間関係」。「別に何も達成しなくてもいい。ただ、自分の好きな人と笑顔で生きていければいい」という幸せを指します。
4番めが「意味合い」。英語では「ミーニング」という言い方をします
自分のやっている仕事が、大きな文脈のなかで誰かに貢献できている。さらに言えば、自分の大切な人のためになっていること。
これを実感できることが、「意味合い」タイプの人にとって、
モチベーションの源になるのです。
5番めは、「没頭」です。これは、職人気質の人が多い日本人が多く持つ幸せの感情です。
プラモデルを組み立てるような細かな作業に集中しているときや、
アクセサリー作りに夢中になっているときに幸せを感じる人は多いでしょう。
上の世代は、「達成」と「快楽」を追求する人が多い世代でした。まさに「目標を達成してワインで美女と乾杯」です。
つまり、「快楽」を満たすための手段としての「達成」でした。
一方で、「乾けない世代」は、「良好な人間関係」や「意味合い」を重視する人が非常に多いのが特徴です。
仕事よりも、個人や友人との時間が大事。
何気ない作業のなかにも〝今、自分がこの作業をやっている意味〟を見出せないと、
とたんにやる気が起きなくなる。
「没頭」タイプの人も多く、「いくら稼げるか」よりも「仕事に夢中になって時間を忘れてしまった」ということに喜びを感じます。
モチベーションを見失っている「乾けない世代」の多くは、自分の幸せを構築する要素が「意味合い」や「没頭」であるにもかかわらず、
今の仕事のなかにそれらを見出せていない状態なのかもしれません。
社会的に見てくれが良さそうなことや、
誰かが掲げた「大きな達成」を成し遂げるために、
自分がもともと好きだったり得意だったりしたこととはかけ離れた仕事に仕方なくついた、
「ライフ」と「ワーク」が完全にかけ離れている人なのではないでしょうか。
リーダー職の人はこれらを理解してマネジメントをしないと
空回りしてしまうということですね!
これからの時代は”好きなことを仕事にしていく”、
これが最大のモチベーションでしょう!
好きなこと・やりたいことを言語化すると叶っていきますよ!
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