【書評】信頼を生む聴き方とは？『やっぱり、それでいい。』に学ぶ人間関係で大事なこと。

こんにちは！

イメージコンサルタントの今田かよです。

突然ですが、皆さんは”人の話の聴き方”に自信を持っていますか？

「え～？聞き方なんて気を付けたことないけど。」

「普通じゃない？」

というかたが多いのではないでしょうか。

私は、自分で言うのは何なんですが人の話をよく聞けていると自分で思っていました！

今日は、そんな私がガツンとやられた、

”聴き方”の奥義の本を紹介します。

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人と関わることで一番大事なことは、人の話を聴くこと。

まず最初に本書は、

人と関わることで一番大事なことは、人の話を聴くこと。

と説いています。

当たり前のように思いますが、意外と出来ていない人が多いと思いますし、

私自身も振り返ってみたら、出来ていませんでした。

 

と、いうのも人って話を聞いている間

「なんか良いこと言わなければ」

「なんてアドバイスしたらいいかな」

「次何の話しよう」

「こういったら嫌われるかな」

「こういったら喜んでくれるかな」

「話長いな」

「つまんないな」

「早く終わらないかな」

「お腹すいてきた」

「あ、そういえば冷蔵庫に残り物あったな」

などなど、実に色々なことを考えながら聞いているものなんですね。

 

そんな状態では真に相手と向き合って聴けているとは言えないですよね。

そう、聴いているようで聴いていないのです！

 

よくある例としては、話の腰を折る人。

隙を見つけては

「そうそう今思い出したんだけどさ！」

なんて。よくありませんか？

それこそ、話を聞きながら脳内は次に自分がする話でいっぱいです(笑)

「いやいやまだ話終わってないんだけど！」って！！

 

良かれと思って、

役に立ちたい、喜んで欲しいと思って、

考えながら聞いている方がほとんどでしょう。

ただ、それは自分が疲れる聞き方であり、

残念ながら相手との関係が良くなる聴き方でもないのです。

 

一見相手のことを考えているようで、

自分がどうしたらいいか？どう話したらいいか？

という「自分のこと」を考えているのです。

 

クソリプ乙

聞く側が相手を思ってアドバイスをします。

とても有難い。

 

しかし、一方で、

「どこか的外れなんだよなあ」

「そんなの言われなくても分かってるよ」

「別に解決策なんて求めてないのに」

「クソバイスいらね」※害にしかならないアドバイスのこと

なんてイラッとすることありませんか。

 

これは、

アドバイスというのは

「現状がよくない」と言ってるのと同じだからなんだそうです。

 

『今のあなたはよくないからこうしなさい』

って今を否定しているのと同じ。

だからアドバイスされるとモヤモヤするのだそうです。

 

完全に盲点でしたよ・・・

確かに、いつもその人なりに頑張ってる、それを誰だって肯定されたいはず。

否定から入ってしまったら、

そりゃムムッ！ともくるでしょうよ。

 

自分が疲れてまで、頑張って聞いてきた。

でもその結果相手をモヤモヤさせてしまう。

誰得・・・・？

 

信頼を生む聴き方。

では！

どういう聴き方をすれば、

相手に安心感を与え、安心して話してもらえ、良いコミュニケーションをとれるのか。

 

それは、

頭の中の雑念（「いいこと言わな」みたいな）が浮かぶたび

取り除いて、

無の状態で相手の現在に集中して話を聴くのです。

 

雑念が浮かんでもいいのです。

浮かんだら、脇に置く。

 

相手の話を、自分の解釈や分析を挟まずありのまま受け止め聴くのです。

 

これが出来るようになると、

話す側は聴く人に対し

・受け止めてもらえる

・正しい、悪い、評価などのジャッジをしない

・安心して話せる

・聞いてくれてありがとうという感謝の気持ち

が生まれ、信頼を寄せるようになります。

人間関係で大事なことは”聴き方”です。

 

私は練習中ですが、

この聴き方を是非ともマスターしたい！と

なるべく意識するようにしています＾＾

 

あなたの聴き方は、

良いコミュニケーションを生むものですか？

 

是非読んでみてくださいね！＾＾

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