最先端・最強の子育て!『子育て経営学/著 宮本恵理子』感想
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こんにちは!かよ(@imakayosan) です。
今回は、数ある子育て本の中でもひと際異色の本です!
子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか
「子育てと経営学がどう結びつくのだ・・・・?」
と疑問に思いませんか?
「一体どういうことだろう・・・?」と思い手に取りましたが
”気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか”
この一文でグッと惹かれました。
元々他のご家庭の子育てや教育方針に大変興味がありますが、
本書は”日本の優秀なビジネスリーダー”!
しかも、一昔前の”家事育児は妻任せ”なリーダーじゃないはずだ!
ドキドキわくわくして期待して読んでみましたら、
そこには超頼もしいパパ達の姿が描かれていました。
突き詰めると、子育てと経営は共通点が多く、似ているんですね。
「うちの子の育て方、こんな方法も取り入れてみたい!」
と新しい視点をくれる良書でしたよ♪
秀逸すぎるインタビューと質問群!
- 教育プランは?
- 習い事は?
- お小遣いは?
- スマホやゲームなどのデジタルデバイスは?
- 子供がよろこぶ得意料理は?
- 子育てを円滑にするための工夫は?
子供の感情を発散させたい
世界の共通言語は4つあると思っています。1つは現時点で世界最大の共通語である英語。2つ目は数学。3つ目はプログラミング言語。そして4つ目が、意外に思うかもしれませんが、〝表情〟です。うれしい時には笑う、悲しい時には泣く。感情にひも付いた表情は、人種や文化を問わず、すぐに交換し合える最強のプロトコルです。だから、うちの子たちにはとにかく表情豊かな人間に育ってほしい。楽しい時はワハハと笑って、悲しい時にはワーンと泣ける子になってほしい。子どもが泣いている時は、「思い切り泣け」と言っています。
これを読んで、表情豊かな子に育ってほしいと思いました。
多様性の中に身を置いてほしい
「幼稚園の教育方針は運動会を見れば分かるらしい」と言うんです。なるほどと思って実際に見に行ったのですが、驚愕しました。幼稚園でかなり違いがあるのです。中には一糸乱れぬ統制で、完璧に叩き込まれた組体操を披露するところもありました。
先日、ある人から「幼稚園を出た子と保育園を出た子で、将来の活躍度を追跡すると、実は保育園出身の方が活躍しているという結果が出た」と聞きました。この研究の真偽は分かりませんが、もし仮にこの結果が確かなら、興味深いと思います。「幼稚園がダメで、保育園がいい」という単純な問題ではなく、どんな環境を提供しているかという「質」の問題だと思うんです。僕が考える決定的な違いは「多様性」です。一般的な保育園は、ひと言で言えば「カオス」。共働きで、比較的裕福な家庭の子もいれば、金銭的に厳しい家庭の子、シングルペアレントの子もいたりして、バックグラウンドが実に多様です。しかも厚生労働省管轄の保育園は「教育の場ではない」から基本的には、幼稚園よりも先生たちに統一された教育方針がなくて、1日のカリキュラムも緩くて自由時間が多い。いい意味で、子どもを野放しにしている環境とも言えます。そこで何が起きるかというと、子どもたちのダイバーシティー・ソサエティーが成り立つわけです。今まさに、日本の経営者が欲しているダイバーシティーが、保育園には自然にある。様々な属性やタイプが入り混じるカオスの中で、子どもは自然と「異と交わるリーダーシップ」を獲得していくのではないでしょうか。例えば、園庭で遊ぶ時間。ブランコで遊ぶ子、砂場で遊ぶ子と、バラバラに散らばっている中で、「鬼ごっこがしたい」と思ったら、複数の友達を巻き込まないといけません。仲間を巻き込んでやりたいことを実現していく。これは起業家の姿そのものです。リーダーではなく、フォロワーの資質を発揮する子もいるかもしれない。この疑似体験を幼児期にしているかどうかが、実はものすごい差を生むかもしれません。
教育環境は、悩むところですよね。
夫婦での子育て役割分担
子育てで生じる様々な役割は、
「プランニング」と「オペレーション」に分かれるのだと気が付きました。
例えば、朝起きたら、急に子どもが発熱して病院に連れていかなければならない時、
「8時に小児科に寄って、病児保育を予約して……」と戦略を立てる役割と、
それを実行する役割は違います。
そして大半の家庭では、戦略を練るプランニングは妻が担当し、
夫はやったとしても実行役のみ、というパターンではないでしょうか。
オペレーション担当の夫からすると、「俺も半分は子育てをやっている」と思っていても、
問題解決における役割の重要度はプランニングの方が高い。
ですから
「私はこれだけやっているのにあなたは」
「いや、俺だってこんなにやっている」という衝突が生まれるのだと思います。
ビジネスと同様に、「プランニング」と「オペレーション」の役割分担で子育てを運営すると、
互いにどう動けばいいのか分かりやすくなるなと気が付きました。
うちも、夫はオペレーションのみなのでプランニングもやってもらおうと思いました!
何ならまるっとプランニング委譲したいです・・・
フルコミットパパが日本の発展に急務!
ビジネスリーダーたちの中長期的な視点や、
ビジネスとの絡め方を読んで、
今後こういったリーダー達が増えることが日本の発展には急務だと感じました!
がんばれパパたちー!!
うちの会社も子連れ出勤可能にしておくれー!!
フレックス制にしておくれー!!!
ビジネスリーダーたちの非常に頼もしい子育て、
他にもたくさん参考になるところがありました。
是非読んでみてください♪
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子供のお金教育ならこの本も参考になりますよ!
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